信州の一寸法師の最近のブログ記事

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 しつこく追っかけた最後の場所。
 切り通しを抜けるチビロクを上から狙った。

 ・・・・最後の一枚になるかもしれない。
 ファインダーを見ながら、ふと、そんな事を思った。
 足元を駆け抜けていくチビロクの、その初期型のDML61Zが吐き出すエキゾーストを見ながらファインダーが一瞬だけ滲んだ。

 もう撮れないかもしれない。
 今までそんな撮影を何度もしてきた。
 だが、これほどグッと来た瞬間と言うのは、あまり経験がなかった。

 本当に走らないんだろうか?
 そんな事を思っていたのも事実だ。

 なんだかんだできっと走るよ。
 無理にそんな言葉を吐いて自分に言い聞かせた。
 有りもしない運転の、撮影の算段を相談したりもした。

 どうなんだろう?
 不安ばかりが頭を過ぎる。

 逆光に光る車体の眩い姿を見ながら、体に染み付いたかのような撮影のルーチンを繰り返す。
 だが、エキゾーストと逆光と、そして極端に大きな明暗差がD300の鉄壁のAF能力を崩してしまった。

 最後の一枚はピンボケか。
 俺らしいじゃないか・・・・

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終盤戦

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 本気で駆け足で行きます。
 自分もちょっと飽きてきた(笑)

 上境駅を上から俯瞰するアングルが・・・・
 同行したまりも氏の運転で上境駅を横から俯瞰するアングルへ。

H20-12-16-01.jpg

 なんかケーブルが良い位置で横切ってますが・・・・(笑)
 なんとも言えず絶妙の抜け具合とでも言うんですかね。
 火の見櫓に半鐘に。
 柿ノ木と刈入れした田んぼと。

 なんか良いですね。
 ホッとする光景。

H20-12-16-02.jpg

 ちょっと追っかけて野沢の先。
 どんと焼スタンバイの場所で構えます。
 ここにも火の見櫓と半鐘がありました。

 空は素晴らしい色です。
 冬を感じさせる深い青。

 やがて鉛色の空になるのですが、今はこのすばらしい青空に感謝しましょう。

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 さらに先回りして蓮~替佐の定番で。
 前回の撮影では見事にドン曇だったのでリベンジ。

 綺麗なSカーブですが、雪が無いとちょっと間抜けですな。
 本運転は無いと言われてますけど、どうなんでしょうねぇ・・・・・

H20-12-16-05.jpg

 振り返ってしつこくもう一枚。
 ちょっとギラッと光ってます。
 チビロク自体は短い機関車ですが、前後にラッセルヘッドをくっつけるともうね。
 見事に『列車』になってくれます。

 そんなところも魅力の一つなんですがねぇ・・・・
 本運転は本当に無いのかなぁ・・・・

 そろそろ飽きてきた頃合でしょうから駆け足で行きましょう。
 まずは森宮野原発車から。

H20-12-15-01.jpg

 正直に言うと、まだ飯山線の駅を全部覚えていません(汗)
 ですから、撮るだけ撮ってからGoogleMapとかで駅位置を探したりしています。
 駄目だなぁと思いつつも、人の顔と名前を覚えられない駄目人間だし、まぁ仕方がないかなぁと。

 そんな私ですが、この駅は最初に行った時に覚えました。
 森宮野原。
 語感の良い駅だなぁと言う印象ですね。

 ここの駅前で約8mの積雪を記録した冬がある。
 そう考えると、つくづく雪が降らなくなったんだなぁと言うのを実感します。

H20-12-15-02.jpg

 西大滝の集落に一つ残る藁葺き屋根の家。
 これを何とか良いアングルで撮りたいなぁと思っていたのですが。

 偶然にもこんな角度で撮れるのを発見しました。
 晩秋の日差しの色に染まる西大滝の集落。
 静かな静かな信州の山里。

 ここもまた、日本の原風景だよなぁ。

H20-12-15-03.jpg

 そしてまたこの橋。
 なにか執拗なまでに撮ってますが、偶然です(笑)
 国道や県道からは送水管が邪魔をして思うように撮れないこの橋。
 しかし、場所を吟味すればキチンと撮れるわけですね。

 良い光線でしたが、ギラリ分が足りませんでした(汗)

H20-12-14-01.jpg

 定番の鉄橋を渡る画を一枚。
 正直、移動中に追い越したチビロクを勿体無いからワンショットやろうと言う事で構えただけ。
 タイトルどおり、毒にも薬にもならない一枚ですな。

 でも、これで最後と思うとやはり頑張りたくはなります。
 もっと違う撮り方すればよかったかなぁ・・・・
 撮影後にいつも思う事なんですがね。

 まぁ、仕方が無い事なんですが・・・・

H20-12-13-01.jpg

 最後のチャンスだ・・・・
 たったそれだけの思いで越後川口まで行きました。
 春にロケハンした場所へと車で駆け上がり、望遠レンズで一枚。

 ・・・・例によって例のアレです。
 なんで引きの画を撮らなかったんだろう。
 もっと広角側の一枚も必要だった。

 今更後悔(汗)

 仮に本運転があったとしても写るわけもなく。
 来年はまず無いと思われるチビロクの試運転。

 あぁ、やっちゃった(汗)

H20-12-12-01.jpg H20-12-12-02.jpg

 どうせだから十日町の向こうへ行こう。
 今更ここらで撮りたい場所も無いだろ?

 そんな言葉で一方的に車を走らせたのですが、やはりと言うかここで構えたのは自分たちだけでした。
 森宮も津南も十日町も無視。
 とにかく向こうへ!向こうへ!で走ったのですが、十日町界隈の国道の流れの悪さに辟易です。
 まともな追っかけでは到底間に合わないし、まともじゃない追っかけを出来るような道路事情でもありません。
 もはや、潔く。捨てるところはすっぱり諦めて捨てる覚悟が必要でした。

H20-12-12-03.jpg

 どんなに頑張ってもラッセルの本運転では撮りようの無い区間。
 おまけに試運転狙いでも、数をこなそうと言う欲張りさんではここで撮る事は難しいでしょうね。
 スパッと割り切る覚悟が必要でした。

 でも、個人的にはその価値があると思ってました。
 もう撮れない。そんな思いでしたからね。

 十日町の向こうへ。
 余程の運とツキがないと、追っかけでは厳しいでしょうねぇ・・・・・

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 11月29日撮影分ではやっちゃった感満載の魚眼ショットだったこの鉄橋。
 12月1日撮影分では普通の広角で狙ってみました。
 長靴を取り出し思い切ったローアングルで構えたのですが、なんか思うような迫力が出ません。

 よっしゃ!いっとこか~

 気合を入れて川の中へ片足をドボン!
 グッと川面に近づいてみます。

 よしよし。
 なんか迫力出てきたぞ!

 そんな感じでアングルを考えていたらチビロクが通過していきました。
 側面が光るのは、ある意味想定の範囲内だったのですがね。
 ここまで強烈にギラッと行くとは思わなかったので露出がねぇ(汗)

 でも、まぁ。
 まずまずですな。

2008年12月

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